白い巨塔 DVD-BOX1〜浪速大学医学部教授戦〜
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ジャンル: | DVD
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セールスランク: | 15516 位
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納品時期: | ご確認下さい
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参考価格: | ¥ 33,000 (税込)
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一度じっくりと観たかった作品
この作品には様々な対比・対立関係が描かれていると思う。
医師と患者、教授と助教授、大学病院と開業医、富裕と貧困、権威と弱小、原告と被告、良心と利己主義、社会正義と人情のしがらみ。それらが複雑に絡み合い、もつれ合い、一筋縄では行かないどろどろとした人間ドラマを展開してゆく。
一話観終わるごとに続きが気になって、はらはら、どきどき、やきもきしながらもう一話、もう一話と先を進めて行った。根を詰め過ぎ、あとでぐったりするほど集中して観た。
とにかく田宮二郎の存在感が凄い。鋭い視線、厳しい姿勢、時折見せる気弱な表情、涙に滲む目。言葉無しであそこまで様々な感情を表現できる名演技に深く感じ入った。
最初のうちは、田宮演ずる財前五郎に同感・同情できる部分もあるのだが、それが徐々に傲慢、権力むき出しの独裁者になってゆく、その過程が非常に面白いと思った。ダーティーヒーローとしての財前を応援したい気持ちと、社会正義に鑑みて制裁を加えてやりたい気持ちと、相反する二つの感情に左右され、観る側の心も大きく揺ゆれる。財前が医師としての良心に目覚める時、実に悲しい結末が待ち受けていて涙を誘う。愛せないけど憎みきれない、捨てるには惜しい才能と生き様。人間の醜さと素晴らしさをこれほどまでに身近に切実に感じさせてくれる作品は滅多に無いと思う(最近作られたリメイク版、どうしても田宮版と比較してしまい、素直に楽しむことが出来ない)。さすがはドラマ史上に残る名作である。
田宮二郎の鬼気迫る演技がすばらしい。
このテレビドラマは、10年に一本だと思われる最高傑作だと思う。今なお燦然と輝く歴史的な作品と言っていいだろう。テレビドラマの金字塔である。医者、看護士を取り上げたドラマは数多いが、この作品と肩を並べるテレビドラマは存在しないと思う。
重厚な人間ドラマにしているのは、浪速大学に勤務する財前五郎と里見脩二という対照的な人物の取り上げ方だ。医者を極端に2つに分けるとすれば、お金以上に地位や名誉、権力を欲しがる医者と、出世欲もなく、地方、地域に根ざした医療を目指す医者とに分かれると思う。前者は財前五郎で、後者は里見脩二だろう。
この作品の原作者である山崎豊子の功績が大きい。大学病院に徹底的な取材、医学界に鋭いメスを入れ、腐敗を暴き、それを文章にするのだから並大抵ではない。サンデー毎日に連載当時、読者から反響が大きかったのは、それだけ内容にリアリティーがあったと思う。
財前五郎という一人の人間の生きざまを描いた作品ともいえる。
目
田宮二郎のあの目を見るだけでも、この作品を見る意義がある気がします。 私が最初に見たその目は、放送や原作(田宮二郎の病気や死のあらかたも含めて)を見終わってから、 ある意味ではそれらの全てを語っていた気がしました。 他の役者や脚本や演出さえ吹き飛ばして釘付けにしかねない様は、 異論があるかもしれませんが。外国や日本を問わず、映画や舞台やテレビを問わず、 役者という関わりを通してこれ以上の驚異を伝えるものがあれば、 真摯な意味でぜひ拝見したいと思います。 と、思わせるほどです。
文化を発信することの大切さを知り、実行して欲しい
内容は戦後のドラマの最高峰。どなたかも指摘されていたように、映像が原作を超えたものの一つです。 しかし、DVDとしては、たいへん残念な仕様内容でした。 日本語字幕はむろんとして、英語・中国語・韓国語の字幕はつけるべきでした。これではDVDの意味がありません。改訂版を期待しています。
田宮二郎の最高傑作作品
現在の日本の医学部、医療そのものを浮き彫りにしている作品である。教授になるためには、金、根回し、裏工作これは、現代日本全ての社会現象の中で行われている事なのである。浪速大学(大阪大学?)医学部第一外科教授戦を収録したこのBOXは、どろどろとした教授選考の裏側をよく描かれていると思う。手術の執刀シーンなどは、実際の人間を切る寸前まで移すという現在のドラマにないリアリティも持ち合わせている。秀逸な作品である。
フジテレビ
白い巨塔 DVD-BOX2 〜誤診裁判第一審〜 華麗なる一族 [DVD] 白い巨塔 DVD9 白い巨塔 DVD8 白い巨塔 DVD7
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